2023/10/12
【要チェック】ドッグフードが合っていない時のサイン5選|解説
”適切な食事は最も大切!
でも、世の中には愛犬に合わないドッグフードの方が多いくらい。
フードが合っていない時のサインをちゃんとキャッチするため、最後までチェックしてね!”
ドッグフードの種類、めちゃくちゃ増えましたね。
一昔前と比べたら、ひどいフードは無くなりましたが、
現在でもかなりピンキリで差があります。
ただ今回は、会っていないフードの見分け方のお話になります。
「完璧なフード」とか、「一番いいフードはどれですか?」
とお客様から訊かれることがよくあります。
しかし、僕がオススメできるフードならお話しできるのですが
「一番いいフード」となると正直困ってしまいます。
ワンちゃんそれぞれに合う合わないがあり、
そして、その要素はとても大きなものだからです。
今日は愛犬に合わないフードの選び方をしかり学んでいきましょう!
(この5項目に当てはまる他の要因もありますので、「可能性としてこういうことがある」と理解しましょう)
①〜⑤を通してそれぞれ大きく2つの理由が考えられます。
A.栄養が足りないケース
B.成分が合わない(アレルギー・消化不良など)ケース
です。
①消化不良
フードを消化しづらい時、下痢、便秘、嘔吐などがおきます。必ず観察すべきポイント。
下痢、便秘、嘔吐の時は体調不良と共に、フードや誤食、誤飲などを疑いましょう。
便がきちんと固まっていても、便のチェックは必ず毎回します。
手作り食やトッピングの野菜など消化できずに出てくることもあり
過剰な場合はお腹に負担をかけていることになります。
不調が続いた場合、②のようにご飯を食べてくれない、
ひいては
犬とのコミュニケーション、しつけにも悪影響が出ます。
消化不良の場合はしばらく様子を見て、よくなる様子がなければ
フード変更を検討しましょう。
②食欲の変化
”犬はある程度は、自分で体に悪いものがわかります。
食欲がなくなったら愛犬には合ってないかも。逆に過食になることも。”
あくまである程度は、です。人間と同様にジャンクなオヤツやフードばかり食べている犬は、
体に悪いものでも、人工的に嗜好性を高めてあるものも喜んで食べますので注意が必要です。
また、良くも悪くもどんどん野生からは離れていっていますので、
そういった能力は失われっていっていると考えられます。
逆に、そんな中でも食べないということであれば、やはり合っていない可能性が高いということです。
そして過食ですが、
A.栄養が足りないもしくはB.で栄養の吸収が悪いと、
それを補うために過食になると考えられます。
また栄養のバランスが悪いためにストレスとなって、過食の原因になることもあるでしょう。
単なるわがままのこともあるので、
フラットな視点で観察して判断しましょう。
③皮膚・被毛のトラブル
”毛艶が悪くなったり、痒がったりする場合、
フードがあっていないか、成分が不適切かも。”
皮膚被毛の健康のためには様々な栄養素とそのバランスが重要です。
代表的な一例を挙げると
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の量とバランスが大切です。
(比率についてはかなり諸説あり1:2〜1:10と幅があります。個人的には1:5〜6くらいがベターかと思います。)
フードを変えたり、オメガ3を足してあげて増減しながら様子見か、
初めからバランスが取れたサプリの量の調節で様子を見るといいでしょう。
④元気がなくなる
”栄養がちゃんと吸収されていない、消化に負担がかかってるサインかも。”
栄養が足りないとエネルギーが足りなくて元気がなくなります。
またバランスが悪くても、代謝が悪くなったり、内臓に偏った負担がかかり
元気がなくなると考えられます。
もちろんBのケースでも元気がなくなってきます。
元気がなくなる場合は念の為、すぐにでもフード変更の検討をオススメします。
⑤体重の変化
”急な体重の増減も、フードが合っていない証拠。特に減少は栄養不足。”
太った場合は、毛艶や他に特に悪い変化がなければ、栄養過多なので、量を減らしてしばらく様子見でよいでしょう。
食べているのに痩せていく場合は、何らかの理由で合っていないので、
フードの変更をできるだけ早く検討する方がベターです。
全体として、
AかBかの判断は難しいですが、
Bのケースではフードを変えるしかないので、
可能性がある場合は、もったいないですが、食べかけのフードを捨ててでも
変えることをオススメします。