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【超基本】「マテ」が苦手な愛犬に、するべきポイント5つ|解説

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【超基本】「マテ」が苦手な愛犬に、するべきポイント5つ|解説

”マテができないワンちゃん多いです。

でも、マテはちょっととしたコツさえ押さえれば、誰でもできます。
そして、できることのメリットは多すぎて書けないくらいたくさんあります。”

ポイント① タイミングよくマテ

”行動の動き始めを押さえて、動き出す前に 「マテ」”

「マテ」に限らず、コマンドではタイミングがとても大事です。
ただし、考え方が少し違います。
他のほとんどのコマンドは、”犬を動かす”ために出しますが、
「マテ」は”犬を止める(そこから、止めておく・キープする)ために出すコマンドです。
そのため、犬が動きそうになったらそのタイミングで 「パシッ」としたイメージで「マテ」をかけてやります。
すると動きそうになっていた犬が再び「ハッ」として動きを止めます。

それを繰り返すことで”キープ”もできるようになってきます。

ポイント② 明確にマテと言う

”聞き取りやすいハッキリした、落ち着いた声で「マテ」。いつからいつまで待てばいいのか、 わかりやすく伝えましょう。”

話し言葉のように、メリハリなく「マテ」のコマンドをしてしまうと ”飼い主の意図”が伝わりづらくなります。
どこが重要かがわからないので、もちろん言うことをきくことが難しくなるのですが、 これを続けていると、
犬はそのうち「ま、いっか」となって考えることをやめていきます。
さらに進むと、「言うことききたくない!」となってしまいます。

ここまでいくと元に戻すのも大変になってくるので 気づいたらすぐに対処していきましょう。

ちなみに「マテ」の言い方は3種類+ベースになる言い方を、 意識して使い分けるのがオススメです。

「強めのビシッととしたマテ」
「柔らかい楽しい感じのマテ」
「囁くような小さな声のマテ」
の3種類と

そのちょうど真ん中のニュートラルな感じのマテが
「ベースになるマテ」です。

これについてもまた改めて詳しく説明したいと思います。

短い時間からスタート

”これも超重要!短い時間というのはほんの一瞬。ほんの一瞬でいいので「マテ」をさせ、それを徐々に時間を延ばしていきます。”

しつけレッスンをするとほぼ100%の飼い主さんが間違っているのですが、 いきなり待たせすぎる方が多いです。

最初はまだ、愛犬もしっかりと理解できていない所からのスタートですので 頑張りすぎは逆効果。
誰でも上手くできるレベルの練習から始めます。

「おすわり」や「ふせ」をした状態から 「マテ」と少しはっきりめにコマンドを出すと、 犬は必ず”一瞬の静止”をします。
これが「マテ」です。 あとはこの待てる時間を①の方法で 少しずつ長くしていくだけです。

初めは「マテ」をかける回数が多くても構いません。
それを少しずつ 「マテ」と「マテ」の間を長く、トータルの待てる時間も長くしていくイメージを持ちましょう。

落ち着いた環境で練習  

”特に初めのうちは静かで落ち着いた環境で行うと、集中しやすく、しっかり待つことが身につきます。”

すべてのコマンドに当てはまりますが、 特に「マテ」は集中力を持続する必要があります。
練習では絶対に失敗しないようにやりたいので、最初は特に 家の中の、落ち着いた静かな環境・状況で練習しましょう。

これは、すると良いよ、という話ではなく、 もう、”必ず落ち着いた環境でする”くらいの気持ちです。

もちろん将来的には、どんなときでもしっかり待てるように練習したいのですが 最初から無理は禁物です。
成功体験を積み重ねていきましょう!

根気と継続

”意外となんとなくできたらOKにしてしまってること多いです。”

でも、「マテ」の最終ゴールは、

”いつでも、どこでも、しっかりと待てる。”
”「ヨシ、はい、終わり」と言うまで待てる”
ことです。

あくまで最終ゴールをきちんとイメージしつつ、 根気よく、継続的に続けていきましょう。