2023/11/20
トイレ完全攻略ロードマップ
①アイテムを選ぶ
①-1
トイレを選ぶ
⚫︎フラットタイプ or 枠つきタイプ
トイレに抵抗感なく入りやすいのはフラットタイプ
トイレに入ってしまえば安心して排泄でき、はみ出して失敗しにくいのは枠つきタイプ
⚫︎網なしタイプ or 網ありタイプ
足の裏の違和感を感じにくくトイレに入りやすいのは網なしタイプ
トイレシーツをイタズラしないけど足の裏に違和感を感じることがあるのが網ありタイプ
網が浮いているタイプと浮いていないタイプがある。浮いていてもしっかりしていてふわふわしていない網の方が失敗しにくい
⚫︎サイズ
体長よりも十分大き目のトイレの方が失敗しにくい。
(例えば、3Kgの小型犬でもワイドトイレが適正)
⚫︎お手入れのしやすさ
こまめに掃除がしやすい、トイレシーツの交換がスムーズだと覚えやすい
①-2
トイレシーツを選ぶ
⚫︎(トイレトレーニング中は)よく吸収するトイレシーツを使うと失敗しにくい
⚫︎炭シーツは臭いが出にくく少し失敗しにくい
⚫︎香りつきのトイレシーツはあまり意味がない傾向だがケースバイケースで
①-3
ベッドを選ぶ
⚫︎犬が落ち着いておやすみできるベッドを選ぶ
⚫︎枠つきのベッドはトイレと明確に区別できるため失敗しにくい
⚫︎ベッドは洗い替えに同じものを2個用意しておくと失敗しにくい
①-4
消臭スプレーを選ぶ
⚫︎トイレは洗うのが一番良い
⚫︎普段の掃除には無臭の消臭スプレーを使うのが失敗しにくい
⚫︎時間が経つとアルカリのアンモニア臭(刺激臭)出るので酸性のクエン酸などで中和して消臭する
②セッティング
②-1
サークルの場所
⚫︎人がよく通る場所は気が散って落ち着かないので避ける
⚫︎家の外に面していない、部屋のすみっこ、壁際が好ましい
(ただしサークル=ハウスとしては日当たりと風通しの良い場所が良い)
⚫︎犬から人は見えにくいが人から犬が見えやすいとベター。犬が隠れているつもりになれるところ
②-2
サークル内の配置
⚫︎サークル内ではサークルの入り口側がベッド、奥側がトイレ
⚫︎普段、人がいる側がベッド
⚫︎水や食器を置く場所はトイレから離す
③ ロードマップ
③-1
⚫︎まずはサークル内でマスターする
サークル内がトイレとベッドが半々であれば、何もしなくても50%の成功率。 さらに①②を整えることで、自然に高確率で成功する。
だから、
⚫︎特に頑張って教える必要はない!
上手にできた時には「おりこうだね」と 「それでいいよ!」ということを伝えよう。
⚫︎最初(トイレの教え始め)は オヤツを使わない、撫ぜない(触らない)で声で伝えるようにしよう。
それで伝わればOK。
犬には伝わりやすく、将来的に崩れにくい。
ほとんどはそれで伝わるが、万が一伝わらなかったら、その時に対策を考えよう。
⚫︎もし失敗したら、
犬をサークルから出し、コマンド練習などをするか、
クレートに入れクレートトレーニングをして
犬が見ていない間に、淡々と片付けよう。
(犬に「ダメでしょ」と言いながら片付けるのは基本NG。
リビングに犬を放したときに隠れてするようになりやすい。
犬は綺麗好きのため、トイレを片付けるのはご褒美の意味を持つ。従って注意しながらトイレを片付けるのは、矛盾した行動と受け取られ、混乱や信頼を失う可能性も。
また 見ているときにトイレの失敗を片付けるのは失敗してご褒美がもらえている、と勘違いの原因にもなりやすい。)
⚫︎おしっこをベッドでした場合、替えのベッドに替えて、汚したベッドはできるだけ早く洗う
★サークル内でトイレを覚えたら トイレはもう、8割、成功!
ここからは大きく4つの道に分かれる
❶リビング(サークルの外の家の中(部屋))で遊ばせて、
↓
トイレしそうだなと感じたらサークルに戻す。
もしくは トイレをしそうな時間でサークルに戻す。
↓
排泄をするまで構わず放置。あとは③-1と同じ。
❷サークルの外にもう1つ広場(柵で囲われた遊ぶスペース)を作って、トイレを広場に出す 。
サークルの入り口は開けておく。
↓
広場は最初は小さく、少しずつ広くしていく。
❸サークル(もしくは広場)に戻ってトイレができるようにする
❶でサークルに戻すときに、サークルの入り口を開けて、中に入るように促す。
↓
入ったら入り口の扉を閉める。
(出てきてしまう、トイレに集中できないため)
後は❶と同じ。
↓
サークルの入り口から入る手助けを少しずつ減らしていく。
排泄をしたらすぐに出してあげたり、出してあげなかったりはランダムに。
(サークルに入ったら閉じ込められてしまう、と思わせたくないため、最初は排泄したらすぐに出すようにする。慣れてきたらランダムに。
❹リビングで遊ばせるときにトイレをリビングに置く。
↓
❶の代わりにトイレに連れていく。
↓
基本的に排泄する確信があるときは、するまで解放しない。
しそうにないときは早めに中断して、次のチャンスを見逃さないで同じことを繰り返す。
❶→❷→❸→❹の順にハードルが高いので、順にクリアしていくか、
❶から始めて、組み合わせて練習していく。
どのやり方であっても、トイレしそうな様子を、 よく観察して、
いち早く察知し 失敗しないようにすることが重要。
観察は、愛犬との全てのコミュニケーションにおいて とても役に立つので、
トイレトレーニングのときにしっかり身につけましょう!